ストレス治療が良い方向へ

ニューロパターンセラピーを行うことで、ストレスへの向き合い方や感じ方が変わっていった。

Y.Mさん、32歳、男性、会社員

Y.Mさん、32歳、男性、会社員

7年ほど前に、パソコンをタイプする時だけ右手が自由に動かなくなりました。最初は、鍼灸やマッサージを試してみましたが、効果がなく、おそらくその症状は、ジストニアであり、局所注射や脳に電極を埋め込むなどの治療が示されており、半ばあきらめていました。
半年ほど前に、土子先生のクリニックで、大きな外科治療もなく、ジストニアを治せると聞き、半信半疑で通ってみることにしました。先生によれば4~5回である程度改善するだろうとの事でした。治療はニューロパターンセラピーというもので、脳の誤作動であるジストニアの原因になっていると考えられる過去のトラウマや現在のストレスなどを、一つ一つ対治によって、特定し、取り除いていくものでした。
同時にアクティベータという器具で全身をパチパチ叩いてもらい、痛みはなく、体が全体的に軽くなりました。最初の2回くらいは、体が軽くなるものの右手が改善する実感はありませんでした。3回目以降からはニューロパターンセラピーの効果なのか、ストレスなどを感じにくくなり気持ちがすっきりするようになりました。5回くらい通い、ほぼ9割程度、右手が動くようになりました。最近では、ほとんど右手に違和感はなくなり、気持ちも前向きになるという、すばらしい副作用も得られました。

ニューロパターンセラピー導入後

◎ 最初から行えなかったニューロパターンセラピー

男性自身、機能的な問題で手のジストニアになっていると思われていました。そのため最初からニューロパターンセラピー(PCRT)を導入することができませんでした。

それもそうです。手が動かないのですがから、手を治療した方が良いと思います。それでも身体の治療としてアクティベータで整えていきました。しかし、コントロールの異常が手のジストニアになっていて、このコントロールは無意識に行われるオートマティック(自動的)な要素です。

◎ オートマティック(自動的)とは

身体は自動運転されたもので、無意識に勝手に動かされています。このオートマティックな要素が誤作動したことで手のジストニアになっていますので、このことをゆっくりとアクティベータ治療をしながら、男性に話しました。

そのことでニューロパターンセラピー(PCRT)をやってみたいと男性から言ってくれました。この積極性がのちに症状を良い方向へと導くこととなりました。

同じようにパソコン業務でジストニアになられている方は、ご相談ください。