監修:WHO国際基準カイロプラクター 土子 勝成
Bachelor of Chiropractic Science(B.C.Sc.)
カイロプラクティック理学士
ストレスが原因で声が出ない
たとえストレスが原因だと気づいていても、どうすることもできない状態だと思っている方に伝えたい。
解決策は…
どのようなストレスがあなたの発声障害に影響しているかを特定して、「あなたの思考のクセ」を知ることで心因性発声障害は解決できます。
皆さんご存じのように
「心の動き」と「声」はとてもリンクしています。
緊張すれば声が出ずらくなり、ドキドキすれば声も震えます。
◆ 当院にはこのような方々が来られています
- アナウンサーの仕事で声が出しにくい、出ない
- しゃべる仕事で話ができない
- 赤いランプがつくとうまく声が出せない
- 原稿を前にすると声が出ない
- 適当にしゃべってと言われると、声がこもってしまう
- 家に帰ると声が出にくい
- 人に見られていると声がこもる、のどがつまる
皆さん声が出るようになり社会復帰されています。
改善へのプロセス
- 発声障害の改善回数は人それぞれで1か月の人もいますし、1年かかる人もいます
- 改善を速めるには短期集中での治療と積極的な取り組みが必要です
- 声が出る成功体験に目が向きそれを繰り返すことで改善速度が上がります
- 無意識に声が出る喜びを感じます
1. なぜ?声が出ないのか
◆ 声を出すのは本来無意識
声を出すというのは本来無意識に行う動作です。それは歩行と同じで、経験により学習記憶し無意識に声がでます。
ところが、人前や、大事な発表会など緊張する場面で声を出さなければいけない状況を経験すると脳内で感情が生まれます。また、この時声が出ない経験をしてしまうと、「感情」と「失敗」を対にして誤作動のスイッチとして記憶してしまいます。そして次に同じ場面や同じ感情が起こった時に誤作動のスイッチが入り声が出なくなってしまうのです。 誤作動のスイッチによって引き起こされる症状はジストニアやイップスともいわれます。
◆ なぜ?スイッチが入るのか
これは詳しくは分かっていませんが、身体の防御反応だと思います。以前の失敗や緊張した経験から次は失敗しないようにする防御が過剰に反応してしまい誤作動のスイッチを入れてしまうのだと考えています。
2. 解決の糸口は“感情”にあり
◆ 発声障害の悪循環サイクル
声を出す場面で声が出なかった経験をします。
この失敗によって恐怖が生まれます。
次に声を出す場面で恐怖を思い出して声が出ません。
このサイクルを繰り返すと声が出ないことが強化されていきます。発声障害の悪循環サイクルに陥ってしまいます。
声が出ない原因は「恐怖」のように感じますが、実はこの恐怖の裏にはもっと違った”感情”が隠されています。
◆ 誤作動の感情は恐怖だけではない
すべての場面で感情やあなたのルールが関わり誤作動しています。例えば…
- 症状を知られると恥ずかしい
- 絶対に間違ってはいけないルール
- かんだら絶対にダメ
- 人の評価が気になるルール
- イライラする感情がスイッチ
- しなければならない、頑張らなければならない義務感のルール
- 分からないけどスイッチが入る
このような感情が誤作動にかかわり声が出なくなります。
あなたの中にある無意識の様々な感情が発声障害のスイッチになっているのです。
3. 解決策
◆ 誤作動のスイッチを切る!
誤作動のスイッチを切るためにあなたの感情をひも解きます。
あなたの感情やルールをひも解くことで、ひとつずつ誤作動しないようにしていきます。どのような感情やルールがあなたの中にあるのかを知り、腑に落としていくことで誤作動の悪循環サイクルから脱出できます。
一緒にそれを探していきましょう。
4. 患者さんの声
学校の先生の発声障害改善の感想
私は小学生の頃から、時々言いにくい音や場面があると感じていました。社会人になってからは、人前で話すことが増え、話し方のスキルアップを図ってきました。しかし、仕事のプレッシャーや人間関係でストレスが重なった時、仕事だけではなく家族との会話にも支障が出てくるほど、声が出なくなりました。つちこ先生からは、自分のルールで自分を苦しめいていること、脳が誤作動していることなどを丁寧にご説明いただき、自分を客観的に見つめ直す機会になりました。先生がおっしゃっていた「成功したことを大きく捉える」ことで自信につながり、症状が軽減していくのを実感しました。今ではどんな場面でもだんだんと声が出るようになり、心も体も楽になりました。つちこ先生には悩みを聞いていただき、施術後は毎回安心して前向きな気持ちになりました。本当にありがとうございました。
声を出すことに困っている人は、自信をもってこちらの病院をおすすめします!
土子より:素晴らしい感想をありがとうございました。心の背景や背後を探索しますので、難しかったかも知れませんが、良い結果になり良かったです。
◆ アナウンサーの発声障害(ジストニア)
M.Hさん、31歳、女性
アナウンサーをしていましたが、6年ほど前、転勤や結婚、出産などが重なった頃、ニュース原稿で声がでなくなりました。次第に「文字」を読むのがどんどんダメになり…普段の会話でも出にくい時もありました。クリニックには、週1ペースで20回強かよい、今は、原稿がほぼ読めるようになりました。初回でまず、声が解放された感覚があい、5回ほどで手応えを感じました。ただ、特定の言葉で出なくなったり、時分への苦情をみてまた出なくなったり…そのたびに、土子先生に状況を話し、みてもらいました。今では、昔の楽な発声を身体が思い出せ、また精神的にも、とても楽に、良い意味で楽観的になれた気がします。また仕事にもどれるよう頑張ります。
5. 感情をひも解くための検査
◆ 感情をイメージして身体に訊く(きく)
施術では、どのような感情が発声障害にかかわってるのかを身体に訊く検査を行います。医学や化学とは違った次元になりますが、答えがあなたの中にある以上無意識の身体に訊く必要があります。
PCRT(心身条件反射療法)といいます。
施術のターゲットは脳の「誤作動記憶」であり、それを正常化していく施術法です。 今までにない検査・施術法ですが、あなたの無意識の中にある答えをしっかり探し出して、発声障害を改善させます。
声が出にくくてお困りの方への詳しい内容
施術方法についての詳しい説明
どこに行っても治らない患者さんでも必ず「治る力」を持っていると私は信じています。発声障害などのジストニア症状は、今までは治る道筋が見えていなかっただけです。必ずご自身の中に「答え」はあります。
6. この施術を受けて得られること
- 気づかないストレスに気づき誤作動する悪循環サイクルを断ち切れる
- ストレスに対して適応力が付き柔軟性が得られる
- 次に降りかかるストレスに強く適応できる
- 慢性症状からの脱却
- 症状の無い生活へ進める
発声障害でお困りの方はぜひ一度ご相談ください。