監修:WHO国際基準カイロプラクター 土子 勝成
Bachelor of Chiropractic Science(B.C.Sc.)
カイロプラクティック理学士
当院では脊柱管狭窄症・すべり症が症状の直接的な原因とは考えていません
痛みの原因は一つじゃない
脊柱管狭窄症や分離・すべり症といわれたことに惑わされない方が良いです。画像診断や専門医の意見も大切ですがあなた自身の身体を観察することで、違う要因を探ります。
脊柱管狭窄症や分離・すべり症という診断名で悪化させていませんか?
解決策…
身体を観察してできる限り機能を回復させればあなたの症状は変化します。
脊柱管狭窄症と言われても、画像で確認しても、多くの方が当院に来られて、施術後、普通の生活に戻られています。
当院で治療するとこうなります
- 診断名よりあなたの身体を観察し健康に導く
- 診断名が本当に原因になっているか検査する
- 神経症状が症状に影響しているか検査する
- 病気を診ないで健康を観る
- 脊柱管狭窄症やすべり症を詳しく説明し理解を深めてもらう
- 治療後明るい未来へ踏み出してもらう
1. 整形外科に行った例
腰痛や足のシビレ・間欠性跛行(かんけつせいはこう)で、病院に行きました。すぐにレントゲンやMRI撮影し、骨が変形している、骨がすべってズレている。そのため
神経を圧迫している!
と言われ、「恐怖」と「不安」でどうしようもなくなりました。このような訴えをよく聞きます。しかし実は、
この「神経の圧迫」が痛みやしびれを起こしているのを、一度疑ってみるのはどうでしょうか?
感想:すべり症の専門医に言われた67歳男性
Y.Hさん、67歳、男性
13,4年前よりすべり症による痛みがあり、考えられる治療は全てやりましたが、改善されません。友人の紹介で土子先生の施術を受けたところ、痛みの原因であるストレスを受け入れた上で、可能な運動はやるべきだと助言され、以後週2回トレーニングジムに通い始め、3ヶ月が経過しました。その結果、以前より痛みの回数は激減しました。腰痛は治すのではなく、治めるものだと実感しています。お陰で筋力もupして、ゴルフも再開し、前向きな考え方も身についてきました。感謝あるのみです。
2. 痛みが無いのに狭窄症あり
◆ 当院の患者さんのレントゲンを見ると…
この方は68歳の男性で、狭窄症と言われてレントゲンを持って来られました。その後、施術を行い症状が無くなった後に、再度レントゲンを撮って持って来られました。
それが以下の画像です。最初に持って来られた画像と、症状が無くなってから持って来られた画像に大きな変化はありませんでした。
実際、以下のように狭窄している画像です。しかし、男性の腰痛はありません。
◆ 骨の神経圧迫説明は、もう古い!
次に、すべり症の見解です。
無症状のすべり症所見
明らかにすべり症の所見を示している腰椎分離・すべり症です。
明らかに分離・すべり症の画像ですが、この方に痛みはありません。
◆ すべり症でも“痛みはない”のがこの所見
だから、
すべり症でも痛みがない日や、調子の良い日はありませんか?
あなたもご自分の症状が常にあるのか?それとも調子の良い日もあるか考えてみてください。
3. 椎間板に異常があっても無症状(痛くない)
◆ さらに、こんな事実も!
下のグラフは、腰痛のない46名の方をMRI撮影して、内容を聞かされない専門家2名にみてもらいますと、「76%が椎間板ヘルニア」、「85%が椎間板の変性」と判断されました。
腰痛無いのにヘルニアと言われた!
痛みが無いのに、椎間板ヘルニアで、痛みが無いのに椎間板の変性であるということです。
画像での“結果”と“症状”はイコールではない!
4. 痛みの悪いループだから治らない
◆ なぜ治らないのかと言うと…
痛みの起こる悪いループだから治らないのです。
腰痛の悪循環サイクルに陥っているのです。
腰痛になって病院へ行き、脊柱管狭窄症やすべり症と言われ重大な事態だと思います。次に、恐怖がありますから腰を動かさないようにします。しまいには活動を制限することになりどんどん弱くなっていきます。
これが腰痛の悪循環サイクルです。
5. 治すためには誤作動しないようにすること
◆ 腰痛を引き起こす誤作動を治療すれば治る!
誤作動とは、
- 筋肉を緊張させてしまう要素
- 筋肉を緩められない要素
- 腰の関節を動かせない要素
- 自分の腰痛は治らないと思い込んでいる要素
- 自分の腰痛は特別と思っている要素
これらが解消されれば治ること間違いなし。
6. 原因を解決する!
1.ロックを取る
2.ストレスで誤作動しないようにする
この2つがあります。
1.のロックを取る場合はアクティベータ・メソッドというカイロプラクティック施術でロックを取ります。ボキボキしないソフトな施術ですが効果は大きいです。
もう一つは
2.のストレスで誤作動しないようにする場合はPCRT(心身条件反射療法)によるストレスや誤作動記憶に対する施術です。あなた自身と向き合うメンタル面への治療になります。
ロックを取りたい方は、早期解決を望む方。
誤作動しないを願う方は、本質的な治療を望む方。
7. 解決策は緊張パターンの切り替え!
◆ 長年抱える腰痛の場合は、誤作動記憶への施術が必要です。
凝り固まっているのは腰よりも、頭の中かも知れません。
緊張パターンを切り替えるためには、どのようなパターンが緊張に結びついているかを調べ、あなたの中にある問題と向き合うことになります。