監修:WHO国際基準カイロプラクター 土子 勝成
Bachelor of Chiropractic Science(B.C.Sc.)
カイロプラクティック理学士
ストレスを治療するとは
あらゆる症状の根本原因にストレス(気づかないストレス)があります。
ストレスを治療するとは、根本原因を治療するということです。
気づかないストレスについての解説動画
病気の原因にストレスがかくれています。
あらゆる疾患の根本原因にストレスがあることは皆さんもご存知だと思います。
しかし、そのストレスを直接測ったりすることはできません。
また、病気の原因であってもどのように治療するのかは知られていません。
どのように治療したらいいのかわからないためにストレスを我慢していませんか。
我慢の結果が「症状」として現れているのです。
ストレスとは
生活上のプレッシャーおよび、それを感じたときの感覚である。
オックスフォード英語辞典では、苦痛や苦悩を意味する distress が短くなった単語とされる。
ストレスの概念は一般に、1930年代のハンス・セリエの研究に起源を持つとされる。この文脈では、精神的なものだけでなく、寒さ熱さなど生体的なストレスも含む。ストレスが健康に影響を与える研究が行われてきた。様々なストレス管理の方法がある。
Wikipedia引用
ストレスでなぜ病気になるのか?
ストレスは日常的に受けています。その中には良いストレスもあります。さらに、自分では対応できないストレスや、気づいていないストレスもあります。
日常的にストレスを受けていると、ストレスは徐々に溜まっていきます。そして溜まったことすら気づかない状態になります。
すると、身体には負のエネルギーが蔓延し、生体エネルギーが低下してしまいます。そのため様々な病気を引き起こしてしまうのです。
ストレスが原因で起こる病気
心臓の病気、脳・神経の病気、認知症、ガン、風邪、肩・腰・ひざの痛み、糖尿病、こころの病気、血管・血液の病気、呼吸器の病気、胃・腸・食道の病気、皮膚の病気、目の病気、耳・鼻の病気、歯・口・のど・あごの病気、甲状腺・ホルモンの病気、腎臓の病気、泌尿器の病気、アレルギー・免疫の病気、生活習慣病、頭痛、めまい、手足のしびれ・痛み、摂食障害、肌のトラブル、足の悩み、不妊症
などなど、ストレスは多くの病気の原因のひとつに挙がっています。
それはストレスが、自然治癒力を弱めてしまうからです。
ストレスチェック
以下の10個の項目で自分に当てはまるものがいくつありますか?
- 症状を3ヶ月以上抱えている
- 睡眠に障害がある
- 体調がずっと悪い
- 頭痛や肩こりが常にある
- イライラすることがある
- 疲れが溜まりやすい
- 心の整理整頓ができない
- やる気が出ない
- 楽しみがない
- 頭がスッキリしない
3つ以上当てはまる方、要注意です。
自分では気づかないストレスが症状を引き起こしているかも知れません。
ストレス治療が必要な方とは
- 慢性症状で長引いている方
- 症状が何度も繰り返される方
- 一般的な治療で改善しない方
- 原因不明と言われた方
- ストレスは無いと思っていて慢性症状を抱えている方
- ストレスで押しつぶされそうな方
- スッキリ・さっぱりしたい方
ストレス治療を受けるとは
長年、人の身体や痛みを治療してきて思うことは、「ストレス治療」が必要だということです。
私自身が腰痛になったらストレス治療を受けたいと思いますし、咳が止まらなくなったり、頭痛がひどいときはストレス治療を選びます。
そこには根本治療を受けたい。その方がスッキリ・さっぱりするからです。
では、どのようにストレス治療するのか?
当院で行うストレス治療について
治療は、まず「自分自身を知る」ことから始めます。
同じ環境にいても、ストレスを感じる人と、感じない人がいます。
降りかかるストレスを誰もが同じようにストレスと感じるとは限りません。
ある人は最も重いストレスと感じ、ある人はまったくストレスとは感じないのです。
違いを探すために、まず「あなたを知る」こと
同じ環境にいて、同じストレスを受けても感じ方が違うのはなぜでしょう。
それは、その人の「価値観」や「信念」という受け止め方のルールが違うからです。
好みであり、大切にしている考え方です。
こうするベキというあなた独自のルールです。
どちらもあなたが無意識的に作ったルールです。
このルールによってあなたはあなた独自のストレスを受けています。
ですので、あなたの無意識のルールを知ることで、
どうしてストレスと感じるのかがわかり、なぜ体調不良がおこっているのかに気づきます。
つまり、あなたの中にある「あるルール」を知ることがあなたの健康を取り戻す治療になります。
しかし、「あなたのストレスって何でしょう?」
ストレスには意識できているストレスと意識していないストレスがあります。
多くの方を治療してきて感じることは、
自分で気づいているストレスはあまり身体には影響せず、
一方で、長年積み重なった気づかないストレスのほうが症状につながっていることが多いということです。
気づかないストレスについての解説動画
気づかないストレスを知るには
気づかないストレスは深い無意識にあります。
しかし、無意識でも身体には反応として現れます。
身体に現れる反応を検査して「本質」を探っていきます。
その治療法がPCRT心身条件反射療法です。
あなたの「本質」を知って、「なぜ」ストレスに感じるのかを知ると、今抱えている慢性症状は自然に治癒して行きます。
それは症状を起こしていた心の問題が解決されるからです。
ストレス治療とは当たり前に備わった人間の持つ力を発揮させる治療です。
ストレスをストレスと感じなくする
多くの場合、ストレスは「人間関係(他の人)」によって起こります。
しかし、他人を変えることはできません。
しかし、自分の「何が」「どうして」それをストレスと感じるのかを知れば、自分の問題として解決できます。
自分の「どんな気持ち」「どんな考え方」に相いれなかったかを知れば、それはもうストレスではなくなります。
ストレスとは「わからない」ということが原因だからです。
カウンセリングではない、生体反応でみる治療です。
言いたくないことは言わなくても治療はできます。
なぜなら、無意識の反応を見るからです。
心の内はなかなか言葉では表せません。
PCRT心身条件反射療法では、「言葉」のもつエネルギーを使って「感情」や「思考」を外からみていきます。
ですので、「上手く説明できない」、「自分の気持ちはよくわからない」「本当のことは言いたくない」でも構わないのです。
PCRT心身条件反射療法で治療をおこなうと、どういう「考え」「感情」でストレスに感じ、今の症状を引き起こしているのかを知ることが出来ます。
それは問題解決するということです。
そして、自分のココロやモヤモヤが分かると、スッキリ青空のように晴れ渡ります。
今まで気づかなかったストレスや、モヤモヤしていた自分自身に気付きスッキリ、さっぱりしてみてはいかがでしょうか。
慢性症状ってあなたをスッキリ・さっぱりさせるためにあなたに与えられたものかも知れませんよ。