ギックリ腰とは、重いものを持った時に腰が「ギック」とびっくりするかのように痛くなる状態を言います。ところが、クシャミをしただけでギックリ腰になるケースもあります。
なぜかと言うと、動かす前に固まっている腰があるからです。もし腰が柔軟だったら重いものを持っても、クシャミをしても腰は問題ありません。ですから治療は、固まった腰を治療するものと、固まる腰の原因を治療の2つがあります。
初めは、ギックリ腰をやってしまっていますから、固まった腰の機能を回復するアクティベータ治療を行います。回復の目安として、ギックリの度合いにより変化します。かなり激しくギックリしてしまった場合は、筋肉の損傷もありますので3日連続で治療して回復を早めるようにします。
そこまでひどくないギックリの場合は、1~2回治療すると回復は格段に早くなります。
そして、固まる腰の原因として、精神的なストレスの要因もみていきます。仕事のストレス、家庭のストレス、趣味や人間関係のストレスなどもありますが、ネガティブな要因だけではありません。ポジティブな喜びや楽しみでも固まる腰になりますし、ご自身の意思も関わりがんばろうや一生懸命でも固まる腰になります。
つちこカイロプラクティックの詳しい解説
背骨の一番下の腰椎(ようつい)と仙骨骨盤(せんこつこつばん)を支える筋肉があります。この筋肉は体の中でも深い部分にある筋肉で常に体を支えています。
通常、人の体は柔軟に動くことが出来ます。と同時に維持・固定する機能もあります。つまり、柔軟と固定を同時に行っています。ところが時に人は維持・固定する方に働き過ぎることがあります。これを固まった状態と言います。
固まってしまったものはなかなか解除できません。そこでアクティベータ治療で解除することができます。ちなみに、ご自身ではどうすることが出来ません。ですから大切なことは、自分の体を観察することです。常に自分の体の硬さをチェックして定期的な柔軟や治療を受けることをおすすめします。