トロンボーン奏者のジストニア改善例

初めて先生のところに来たのは、2017年5月でした。
金管楽器を専門に、プロとして活動していたのですが、思うように吹けなくなってしまい、メンタルのカウンセリング等通うがなかなか結果が出ず悩んでいました。イップスはメンタルを改善すれば治ると信じて、そんなとき、インターネットでたまたまつちこカイロプラクティックのサイトを見つけ、先生に施術してもらいました。1回、2回、3回と回を重ねるにつれ、「あれ?前きになってたことが気にならなくなっている…」という事が多くなってきました。今では、メンタル面でのサポートよりも、身体の調子が悪い時に先生に見てもらう事が多くなり、施用が軽くなっているのが実感できます。
今日もふらっと寄ったら、瀬根氏が笑顔で出迎えてくれました。
同じ症状で困っている方、必ず力になってくれる先生だと思います。

【土子】
素晴らしい感想をありがとうございました。

男性自身メンタル面だと知って来院

男性のトロンボーンのジストニア症状は、苦手なフレーズが近づいてくると、「あー来る」と思い、実際にそのフレーズでは思うように指が動かなくなる問題でした。

そんな状態で演奏の仕事をしていると、気持も落ち込み、演奏の結果も悪く落ち込む日々を長く経験されていました。

また、他の治療院でカウンセリングを受けて、色々と傷つくことも多かったと最初の頃は言っておられました。

しかし、男性自身ジストニア症状が現れるのが予感できて、ミスするのが分かるということから、メンタル面の問題だとしっかりと認識されていたことが早期改善につながったと今は感じます。

メンタル系の施術をするにあたり

男性に意識の奥にある無意識の話をしたところ、男性はアーティストの要素を持っていますのでより深い無意識を理解されていました。
そこで、この無意識が勝手に誤作動を起こし現在の症状になっていることが問題で、技術の問題や、指の機能的な問題ではないことを理解してもらいました。

更に、

男性自身の思考のクセで、悪いところを探してしまう問題がありました。
このクセは厄介で、練習を気持ちよく終わらせることができなくなっていました。まるで、「重箱の隅をつつく」ような捉え方でご自身の演奏の”悪いところ探し”をしていました。

様々な思考のクセを理解

プロとしての要素ではありますが、
プロがプロであるための様々なルールを自分に課していました。その思考のクセを見つめ直して、誤作動につながらないように施術しますと、回を重ねるごとに自信を取り戻していかれました。

現在は忙しい日々

今は、色々な仕事が舞い込んでくるようにになっているそうです。そのため忙しすぎて体調を崩すことがあり、最近は身体症状を治療することが多くなっています。

ドンドンご自身の能力を発揮して、素晴らしい音楽をファンの方に聞かせてもらいたいと思います。