監修:WHO国際基準カイロプラクター 土子 勝成
Bachelor of Chiropractic Science(B.C.Sc.)
カイロプラクティック理学士

音楽家のフォーカルジストニアは、真剣に向き合っているからこそ起こる

音楽を一生懸命やっておられてジストニアになられるとは、本当に大変なことだとお察しします。しかし、その原因はあなたの中にあります。

あなたの「真面目なあなた」「几帳面なあなた」「負けず嫌いなあなた」「ミスを許せないあなた」など、あなたの一生懸命がジストニアを引き起こす原因です。

しかし、
あなたの一生懸命を捨てることはできません。真面目を不真面目にはできません。几帳面をズボラにはなりません。

解決策は
あなたの無意識にある真面目を知ることです。どのような真面目があなたをジストニアにさせるのかを知るのです。ついつい治す方法を外に向けがちになります。誰か治して欲しいと。

ところが、治す方法はあなた自身の無意識の中にしかあません。一緒にあなたの無意識を探り解決しましょう。

フルート演奏でのジストニア

2022年12月12日

20年前頃から左の3、4、5指が動かしづらくなり、当時使い過ぎと思い、整体や整形外科など色々受診しましたが改善されませんでした。段々とメンタル面が原因なのでは?と思うようになり、土子先生の施術を受けました。過去の失敗、仕事の立場、何より自分の思い込みが原因だったことが分かって、今までの自分を見つめ直し納得しました。
1回1回指の変化があって、治る希望が持てました。今は、症状が半分くらい改善されてきたと思います。まだ、完治までには時間がかかると思いますが、希望を持って前向きな意識に変えていきたいです。
イニシャルA 女性 フルート奏者

土子より:率直な感想をありがとうございました。改善に向けて頑張って行きましょう。

11年患ったピアノジストニアの改善までの1年間

ピアノを専門的に学んだのですが、11年前にジストニアの症状が現れ、5年後には急激に悪化して、バイエルすら弾けないほど酷い状態になってしまいました。そこから約3年間、ピアノを見るのも辛く完全に封印していました。いっそ売ってしまいたいと思うくらいでした。(売らなくて良かったです)
地方在住のため、東京まで治療に行く一歩を踏み出すまでに何年もかかりましたが、土子先生にお世話になって1年経った今、全く不安感なくピアノに向かえるようになりました。演奏時、巻き込んで全く使えなかった人差指と、それに連動して大きくバランスを崩していた左手全体が自然に使えることがかなり多くなってきました。
また、治療を通して、自分の偏った考え方や、心の奥底に閉じこめていた思いに気付き、物事のとらえ方が変わったことは、私にとって大きなプラスになりました。
いつも全力で向き合い、力強い言葉で気付きを与えてくださってありがとうございます。
ここまで回復できたのは土子先生のおかげです。

土子より:素晴らしい感想をありがとうございました。遠くから治療を受けに来られ、東京に泊まり、次の日も治療を受けるという大変なご苦労をされたと思います。治るのはいつですかと聞かず、治るまで治療に来るという意気込みが、ジストニア改善につながったのだと思います。まさに自分でつかみ取られたのです。こちらこそありがとうございました。

ピアニストのジストニア改善感想

数年前よりピアノを弾く際に手に違和感を覚えるようになり、紆余曲折を経てこちらに来院しました。
最初は器質的な問題として認識していたものの、治療を繰り返すうちにそれが自分の思考のクセによって引き起こされた無意識の精神的反応の身体における発現だと、実感を伴って理解することができ、それと共に症状も大きく改善し、演奏の際に手が気にならない時間が大部分を占めるまでになりました。
また、思考のクセを知ることで生活全体においてもストレスが減って自然とモチベーションが湧くということもあり、本質的なことに目が向くようになったと思います。

土子より:素晴らしい感想をありがとうございました。ピアノで活躍されている方のジストニア改善とその感想は、多くのピアノジストニアに悩む方、音楽でジストニアに苦しまれている方の希望になると思います。今後の活躍を期待しております。

リコーダーのジストニアに悩む女性

私はリコーダーのアンサンブルを長い事楽しんでいます。
ある事がきっかけで右の腕が大きく上下してしまい吹く事ができなくなりました。自分でも何だか分からず練習不足の緊張からと悩んでいました。ジストニアと分かってからは手術をしなければ治らないのかと半分諦めながら専門の針灸を受けたりしていましたが、そんな中、こちらのホームページを見つけ「これだ‼」と思い、お世話になる事にしました。アンサンブルは人に迷惑をかけまいとすると増え、反応が出てしまい悪循環に陥っていました。自分が楽しむための音楽を今は人のためにやっているとの先生のお話しで目が覚めた気がしました。
その後は、又本来の楽しさに心を向けてやってみようと自分に云い聞かせ何回かやって行く内に症状も出なくなり大丈夫かなと思える様になりました。もう高齢者になってしまいましたが残された時間、満足の出来る演奏をもう一度楽しみたいと思っています。一時は絶望的になりましたがこちらに伺って回復の方向になった事が本当に嬉しく、感謝致しております。有難うございました。

土子より:素晴らしい感想をありがとうございます。ご自分と向き合い、素直な気持ちで治療に向き合って頂いた結果が治療効果につながったのだと思います。また、気になる事がありましたらお越しください。感想をありがとうございました。

ピアノ講師のジストニア治療後の感想

約5年位前にジストニアを発症し、土子先生のところで1年くらいお世話になっております。今は、少しずつ改善してきている途中といった感じです。
こういった症状というのは、ついつい1人で抱えがちになるものでdすが、土子先生とお話して、自分の心の奥深くへ意識を向けることによって、長年かけて蓄積してきた「思い込み」に気づかせてもらって、自分を少しずつすこしずつ開放して心が軽くなっています。手もそれに比例して良くなっています。身体の施術も同時に行って頂けるので帰る時は身体も心も軽やかです。悩んでいらっしゃる方はきっと何かのきっかけになると思います。

土子より:素晴らしい感想をありがとうございます。ジストニアとは心の問題で、デリケートな部分ですので人それぞれにペースがあります。一生懸命やられているからこそジストニアになってしまいますし、だからこそ治療で自分と向き合うことは難しくなってきます。そんな中でも積極的に治療に向き合っていただけたからこそ、症状はいい方向へ向かっていると思います。皆さん改善していますので、一緒に頑張りましょう。

ピアニストのジストニア治療後の感想

私はジストニアで施術を受けています。この治療法は全部で3年ぐらい受けています。私の場合、数回で治るとはいきませんでしたが、20年のジストニアの苦しみが、たったの数年で改善したので助かったと思っています。私は、1回の治療でわずかにしか改善しませんでしたが、それでも改善する治療はこの治療法だけで、続けた結果、もうすぐ直りそうなほどまでになりました。なので、治ると信じられる希望のある治療法です。
今まで、一生懸命で、自分の気持ちをおろそかにしてきたことがわかり、自分を取り戻すことができました。
特に土子先生は、一生懸命にやっている人の気持ちをわかって下さっているところが、私の助けになっています。
世の中には様々な施術法がありますが、土子先生の施術を受けたことのない方は是非受けてみて下さい。

土子より:素晴らしい感想をありがとうございます。世界的にピアニストとして活躍された方に起こるジストニアは本当につらく過酷な試練だと思います。そんな中、自分と向き合い治療を信じて頂き感謝申し上げます。完全に治ったその先には、明るい未来が待っていますので一緒に頑張りましょう。

音楽家のフォーカルジストニアが起こるメカニズム

自分では気づかないストレスが影響しています。

フォーカルジストニアは局所性ジストニアとも呼ばれ、いつもできていた動きが突然出来なり、その後も日常生活では問題ないのにある状況においてその動きだけが出来なくなってしまう状態をいいます。色々な職業、動きで見られますが、とくに正確で繊細な動きと感性が必要とされる音楽家の方には起こる頻度が高いと感じます。はっきりとした原因は解明されていませんが、当院のPCRT療法で間違った動きの学習記憶と感情との関係をひも解くことで克服へとつながっています。

発症のきっかけ

発症のきっかけの一つとして、多くが演奏中に起こしたミスの経験や何らかの失敗が引き金になっています。その時の体験から恐怖や失敗を恐れる不安を覚えます。

とはいえ、自分では気づかない感情かも知れません。無意識に起こっていることです。

次に同じ場面(演奏する場面)で、以前に無意識に覚えた恐怖や不安が思い出され、また失敗するのではないかという考えや感じを受けます。
その感情や感覚のままで演奏を行い、また同じ失敗をしてしまったとします。

すると、脳の中では、
演奏前の不安・恐怖は失敗する感覚として間違いないと認識します。つまり「この不安・恐怖」=「失敗の動き」と結び付けられてしまいます。そしてそれ以後、同じ場面や類似のシチュエーションでこの不安・恐怖を感じるだけで身体の誤作動(失敗)へとつながっていくのです。これを当院では「誤作動記憶」と呼んでいます。
そしてこの誤作動記憶は繰り返されることによって強化されていきます。そうして、ある場面、ある状況だけにフォーカルジストニアが発症してしまうのです。

さらに同じ経験をすると、この誤作動の神経回路は強化され、敏感な神経回路になります。

このように敏感になると、演奏だけではなく、その時の季節や暑い寒い、匂いや音、人の気配などあらゆる五感からの刺激も記憶されスイッチになります。このようになった方は、演奏だけではなく日常生活にまで症状が現れることがあります。

解決策は?

不安や様々な感情を生み出すあなた自身の思考パターンに切り込みます。

あなたの考え方のクセや思考パターンは、誤作動スイッチを敏感にさせている思考パターンをひも解いて誤作動しないようにすることがフォーカルジストニア克服のカギです。

フォーカルジストニア施術の5つのステップ

  1. フォーカルジストニアの認識
  2. フォーカルジストニアになる構図の明確化
  3. パターン化された無意識の考え方を知る
  4. 身体の反応から無意識にあるスイッチを探る
  5. 脳のリハビリテーション

1. フォーカルジストニアの認識

フォーカルジストニアとは、どうゆうものかの理解することが最初のステップです。

フォーカルジストニアを知ることで何をすればいいか分かるようになります。

2. フォーカルジストニアになる構図の明確化

誤作動のスイッチを探るために五感と記憶を探ります。

外から入ってくる情報は五感を通して身体の中に入ってきます。それと記憶です。どのような情報で敏感になっているかを探るとイップスになる構図が見えてきます。

3. パターン化された無意識の考え方を知る

誤作動記憶につながる思考パターン

考え方のクセをひも解き、どのようなスイッチがあるかを知ってもらいます。

4. 身体の反応から無意識にあるスイッチを探る

身体に訊く(きく)検査により、無意識内にあるスイッチを検出します。独特の検査を理解してもらい行うことで、スイッチ検出は効果を生みます。

5. 脳のリハビリテーション

新しい神経回路のループを強化するために、リハビリテーションを行いフォーカルジストニアにならない神経回路の強化を図ります。

フォーカルジストニアで悩んでいる方へ

フォーカルジストニアの原因は、脳内で起こる記憶の問題です。その選択肢として手術を選択される方、薬を使用される方も多いと思います。しかしその前に誤作動している記憶への治療を行ってみませんか?

記憶の施術は目に見えません。しかし施術を「感じてもらう」ことは出来ます。それはサイエンスでは計り知れない、人間が持っている治る力のスイッチを入れる治療です。サイエンスかアートかと聞かれるとアートの要素が多い治療になります。

自分の治る力をアートする。

フォーカルジストニアになられた音楽家の方々には分かる内容だと思います。それは、音楽もサイエンスではなく、アートだからです。

あなたの中のアートの力も使ってフォーカルジストニアを克服せんか。

☆ 予約される前に見て欲しい動画です